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間違いが故事に。「漱石枕流」 [文化想造塾<易社/煎茶>]

写真は、昨夜の稽古でかけられていたお軸である。
幾日霜風木葉乾,湖山深處水雲寬
閒情每向無人得,落日孤亭枕石寒
といった漢詩が書かれている。

風や霜がおり木の葉は乾いてる。
深い山、湖に雲が広がる。
この広いところに人の気配はない。
日が暮れひっそりとした小屋で石の枕が寒々しい。

旅人が一泊の野宿に立ち寄ったのか、また一人寂しく隠棲しているのだろうか。どちらにしてもその風景が想像できる。
詩中の「枕石(ちんせき)」という言葉が状況を推察するヒントになる。

中国の故事に、「漱石枕流(そうせきちんりゅう)」という熟語がある。この意味は、自分の失敗を認めず、屁理屈を並べて言い逃れをすること。負け惜しみの強いこと。
この言葉は、三国志に登場する西晋の政治家である孫 楚が間違って、「枕石漱流」というべきことを「漱石枕流」と言い、間違えを認めず屁理屈を並べて言い逃れたことから、この「漱石枕流」がそのまま故事として伝えられることになったようである。

ご存知、夏目漱石は、この故事を引用し、雅号とした。漱石自身も、名前につけるくらいこの故事が気にいっていたことになる。つまり、自身も頑固で屁理屈が好きだ、ということになる。

昨夜は煎茶の淹れ方としては基本中の基本である、水から茶葉を煮る「煮茶法 」、湯から茶葉をにる「烹茶法」そしてその中間の「中煮法」の三種を楽しんだ。

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樹木医が行う剪定 [日本の美]

庭園巡りが趣味のようになってきた。

知り合いの庭師のおじさん方の影響かもしれない。

庭園を訪れると、気になるのがやはり「松の木」。どうしても目が向く。松の剪定が気になっちってしまう。


好古園に行ったとき、たまたま松を剪定されていた。邪魔にならない程度に見学させてもらった。

見ていると、通常の庭師さんの剪定と少し違うような気がした。

「好古園の主な松は、私がしています」と好古園の専属庭師の方の話だった。よく聞いてみると、樹木医をされている方で、松の根元を掘り起こし根の具合をチェックされるなど専門的に対処されていた。

だから松の枝や葉の残し方が違っていた。次に季節に枝や葉が元気に伸びることを優先させる剪定方法だった。


真似できるとしたら、"また元気に芽吹きますように"と声がけすることだ。



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歴史と自然が調和された優美さ。 [文化想造塾【逸品殿堂】]

姫路城は、ご承知の通り世界遺産・国宝として国内外に知られ、訪れる観光客の多さでその知名度の高さが伺える。
その姫路城に隣接している名園「好古園」は、紅葉に訪れる観光客の目を楽しませている。
庭園は、9つの大小庭園と樹林帯や広場で構成されている。また庭園内には、築地塀・屋敷門・長屋門や渡り廊下で結んだ「活水軒」「潮音斎」をはじめ、本格的な数寄屋建築の茶室「双樹庵」がある。
この渡り廊下から眺める紅葉は、燦然とした絵巻物のような風景である。
そしてこの庭園は、池や水の流れで結ばれた池泉回遊式庭園で、最大の特徴は世界遺産・国宝姫路城を借景として楽しめる。歴史と自然がみごとに調和された優美な景観をつくり上げている。

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紅葉 [雑感]

ただいま紅葉中?

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「国宝」鑑賞で目の保養。 [文化想造塾【逸品殿堂】]

今日は京都に来ている。用事は午前中で終わり、お昼には国立博物館へ。明日で会期終了の特別展覧会「国宝」を観に行ってきた。


なによりも東寺所蔵の「両界曼荼羅」を目の前で観ることができた。その他の国宝等も圧巻。理解には乏しいが目の保養になった。


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極楽浄土の庭。 [雑感]

大阪 四天王寺の日本庭園にある和松庵から極楽池を臨む風景は方丈の中でもっとも美しい。

東には西洋建築様式の「八角亭」が見え、中央には湯屋方丈の家屋があり、庭園全体を「極楽浄土の庭」と称されている。


その「極楽浄土の庭」が、「厭離穢土 (おんりえど )の庭」に見えてくる。写真中央に、ハルカス彼方にノッポビルが霞んで見えているではないか。これを借景とするなら極楽浄土の世界と厭離穢土の世界が混在しアンバランスに見える。


しかしながら、私の勝手な理屈を捏ねさせてもらうなら、現世の苦悩や欲を経て、修行したどり着く極楽浄土の地に例えられないだろうか。個人的な偏見思考ではあるが、そういう景色に思えてくる。


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四天王寺と松。 [文化想造塾【逸品殿堂】]

先日、煎茶会で訪れた四天王寺の本坊玄関の衝立には見事な松の画が描かれていた。

そして待合いの大広間の中庭には黒松だろうか、あるいは五葉松だろうか、それはそれは見事な松があった。


煎茶席で使った茶室が「和松庵」という。松下幸之助氏が寄贈されたものと聞いた。""づくしである。

さらに座談会が行われた「方丈」の床の間には、歴史を想像させる中国松の壁画が描かれていた。


四天王寺はなぜこんなに松との関わりが深いのか、という疑問が湧いた。

歴史的建造物や庭園には、松は不可欠な定木である。松は天に昇る龍をイメージさせる縁起樹であるのはいうまでもない。


それにしても""へのこだわりが強いような気がしたので少し調べみた。

今回、見逃したのだが、極楽門と西重門の間に「鎧かけ松」という有名な松の木がある。この松は、源義経がここ四天王寺に一宿をとったときに、ちょうどよい高さの松を見つけ、自分の鎧をかけた、という伝説が伝わりこの名称になったようだ。


この伝説が、四天王寺の松づくしと深い関係があるのかも知れぬ。これは、私の勝手な想像に過ぎないが、源義経所縁の松となれば、松づくしになるのも不思議ではない。

松を見れば、天に昇る龍の如し、の気分になれるのなら嬉しい限りである。


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一茶庵の四天王寺煎茶会。 [文化想造塾<易社/煎茶>]

文人茶一茶庵の第二回四天王寺煎茶会が昨日開催された。
会場は、四天王寺の本坊内にある茶室、和松庵と臨池亭の二箇所。和松庵では、"小西亭席"と称し玉露を愉しみ、臨池亭では、而懶社席として雁が音を淹れお客様をもてなした。

そして、午前と午後の間に、本坊では一茶庵佃一輝宗匠と、明尾圭造氏(大阪商業大学)並びに橋爪節也氏(大阪大学)が"上方を愛した文人"等についてトークショーが行われた。

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自然が織りなす美しさ。 [自然美]

最近何気なく撮る風景写真を見ると、構図の中で空の割合が多いことに気づく。
空と雲しかない空間の中で、空の色と雲の形に惹かれている。
人間の力が及ばない空間で、ひと時も同じものはない、自然の織りなす美しさに魅了されている。
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最近何気なく撮る風景写真を見ると、構図の中で空の割合が多いことに気づく。
空と雲しかない空間の中で、空の色と雲の形に惹かれている。
人間の力が及ばない空間で、ひと時も同じものはない、自然の織りなす美しさに魅了されている。

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