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2017年07月| 2017年08月 |- ブログトップ

柳は、中国古典によく登場する。 [文化想造塾<社寺>]

東寺の蓮池のほとりに柳の木がある。平安時代の能書家 小野道風の逸話に、蛙が柳に飛びつこうと何度も繰り返す。このひたむきの蛙の努力を見ていると、努力するれば運も味方する。そんな想いを持ったとある。
その逸話が「柳」と「蛙」を結びつけたかどうかは知らないが、一対でよく登場する。

「柳」といえば、中国の古典によく出てくる。”別れ”とかの場面で近親者が別れの餞けに”達者で暮らせよ”と柳を輪にして手渡す風習があったようだ。

そんな風習も、空海が唐から持ち帰った行李(こうり)の中に詰まっていたのかも知れない。

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悟りの世界を、「立体曼荼羅」でより分かりやすく。 [文化想造塾[曼荼羅絵図]]

一昨日、久々に上洛。以前から思いを馳せていたが、やっと実現した。
その場所は「東寺」さん。講堂にある「立体曼荼羅」を訪ねた。

ご存知のとおり、弘法大師 空海が仏(悟り)の世界を、より解りやすくするために表現したのが、この「立体曼荼羅」と言われている。
それを改めて鑑賞したく訪ねた。

東寺さんのあと、西本願寺に参拝。阿弥陀堂と御影堂にお参りし本堂内でしばし寛がせていただいた。

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七夕の夜に、針に糸を通す。 [伝統文化]

前に記したように、中国では七夕のことを「乞巧(きっこう)」と言っていた。その乞巧が、日本に伝わったときは「七夕」ではなく、「棚機(たなばた)」と書かれていたようである。
それは、七夕に登場する織女(しゅくじょ)星ははた織りや裁縫の仕事、牽牛(けんぎゅう)星は農業の仕事をつかさどる星とされていたからのようだ。

その織女星にあやかってはた織りや裁縫が上達するようにと祈るようになった、と言われている。七夕の夜に庭先に祭壇を設け針など供え星に祈りを捧げ、月の光の下で針の糸を通すという、風習がいまでも中国にはあると聞く。

そのような七夕伝説が、日本に伝わったと思われるが、伝説をおもしろく結びつけPRするのは日本の企業等は得意なのだが、結びついていったという話しは聞かない。
織女星と牽牛星、天の川、上弦の月という想像を広げてくれる題材をフルに使ってメルヘンティックな世界に誘ってくれる「七夕」を、裁縫やはた織りなどの繊維業界が結びつけてないのはいささか解せぬ。

ちなみに中国では、七夕の夜、織女星に向かって針を月にかざし糸を通している絵が残されているようである。

絵はYahoo画像から転載
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七夕は、女性の節句。 [伝統文化]

七夕は、どの地方でもすでに終わっている。7月7日が、通常では七夕である。
ご存知のように、すべての暦(こよみ)は新暦で行われている。
その昔、旧暦で行われていた歳時や祭り事は、いまの新暦でいうと当然ながら季節のズレが生ずる。

自然の摂理に基づいて行われていた事が、新暦に準ずると違和感が生じる。そういう違和感を感じる祭り事の中で、七夕もそうである。新暦では7月7日であるが、旧暦にあてはめると通年8月10日前後となる。しかし、今年は閏年の関係で8月28日のようである。

いつもは8月10日前後に夜空を眺めると、もしかすると天の川と織姫星と彦星と上弦の月が見られるかもしれない。上弦の月があっての七夕のようだ。この時期が一番織姫星と彦星が接近する。しかし天の川を挟んでいるから逢うことはない。
そこで、彦星が上弦の月に乗って織姫に逢いに行く。そんな楽しい伝説がある。だから七夕は、上弦の月を入れ”七夕伝説”が成り立っているらしい。

さて、稽古で写真にあるお軸が掛かっていた。
これが七夕を表現するお軸 !?
賛を観ても画を観ても、七夕を想像させる要素が全く見あたらない。なら、画はなにか、ということから始まった。たぶん毬(まり)だろうと思える。なら、葉っぱのなんだろう、となるが思い当たるものが出てこない。
賛の漢詩を詠むと最後に「乞巧(きっこう)」と書かれてある。ご存知の方も多いだろうが、この言葉が、中国でいう七夕のこと。

七夕は、古代中国の祭り事である。それが日本に伝わり日本の風俗や地域にあった七夕に変化していった。中国はいまも七夕を祝う風習はあるようだ。日本のようにお供えをするらしい。中国の場合、女性のお祝い事のようである。裁縫手芸が上手になりますように、と。

賛に書いてある七針(針に七つの糸を通す穴がある)で七色毬をつくる。その毬を置いて、七夕の夜に天の川と2つの星、そして月をたらいに映し出し、梶の葉の裏に願い事を書いて浮かべるというお遊びがあるらしい。
だから、毬に梶の葉を添えて七夕を表現している。

解説を聞いていると一つの祭り事でも、時代や地域、また人の捉え方で内容が異なる。基本情報をおさえながらそれぞれが、それぞれの捉え方で楽しむのがいいのかも。

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9秒台の、予感。 [雑感]

2年に一度の世界陸上。
初日から男子100mが大熱戦を繰り広げていた。ボルトの世界陸上3連覇と陸上競技引退宣言に伴い最後の勇姿を見ようと競技場は満杯、そして世界の陸上ファンがテレビに釘付けになったのではないだろうか。

今回、注目したのはボルトのことではなく日本の男子3選手。もしかしたらこの世界陸上で「10秒の壁」を破るかも、と期待が高まっていた。
リオ五輪前後から囁き続けれている9秒台。今大会に出場しているケンブリッジ飛鳥、サニブラウン・ハキーム、そして大学生の多田修平のだれかが9秒台へ、という大きな話題を提供してくれることになるかもしれない世界陸上だったが、残念ながら次の舞台へ持ち越しとなった。

2020年の東京五輪までにはこの中の誰かが実現してくれると期待している。素人ながら今回の世界陸上の予選からの走りを見てそう思った。

準決勝では、よく観るとほぼ黒人とアジア人だった。日本の3選手に韓国中国選手が堂々の走りを見せていた。過去にはこんな光景は見た記憶がない。ここ近年、男子100mにアジア人選手の台頭が注目を集めている。

世界最高峰の大会で堂々と戦えるようになっている。その要因は様々あるだろうが、私見ではあるが、多田修平のスタートの技術は世界で通用すると今回のテレビを観て改めて思った。各日本選手においてもスタート技術はもちろん前半、中盤、後半のそれぞれの走り方が磨かれていっている。

メダルに届くのはまだ時間はかかるだろうが、10秒の壁を崩すのは、もう時間の問題だと予感させてくれた。
選手名は敬称略。

写真は、NHK web newsより転載
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ミシンのレジェンドが勢ぞろい。 [文化遺産]

職場にはこんな年代物のミシンがたくさんある。年代物といってもバリバリの現役である。

いまの時代、家にミシンがあるというところが少なくなっている。それだけミシンの必要性を感じてないのだろう。繕いしたり、服を作ることがないということになる。

私が子供のころに全盛だった形のものがいまも役にたっている。いや、これでないと機能しないという代物ばかりだ。
工業用として、動力はもちろん足こぎミシンが並んでいる。

ミシンとしては有名である、ブラザーシンガーなどに加え、トヨタ三菱シルバーなどミシンのレジェンドたちが勢ぞろいしている。
こんな様式や形を眺めていると愛おしくなる。

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