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文化想造塾【逸品殿堂】 ブログトップ
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上賀茂神社に参拝 [文化想造塾【逸品殿堂】]

上賀茂神社は、本来「賀茂別雷神社」という名称の神社である。

上賀茂神社は、神殿の至るところに「二葉葵」の文様が刻まれている。「葵」とは、"神とあう"という意味のようだ。

本殿並びに権殿は国宝であり、ご存知の通り境内全域が世界文化遺産に登録されている。


学生時代に一度訪ねた記憶があり、半世紀近くぶりにご縁があって参拝した。

昨日は、「春の七草粥」を振舞っていただけると聞き、気分高らかに神に会いに出かけた。


毎年の恒例行事である"春の七草粥"に入れる七草は、上賀茂神社での行事に使うということで農家さんが特別に七草を栽培しているという。

今ではなかなか手に入らないものもある。入っても高値になり庶民の食卓にはのらぬ野菜になっている。


そして昨日は、上賀茂神社の冬の風物詩である「白馬奏覧神事」があり拝覧することができた。白馬奏覧神事は年始に白馬を見ると1年の邪気を祓って健康に過ごせるという宮中儀式・白馬節会(あおうまのせちえ)を起源として行われている。


本殿に立つと身も心も引き締まる。平安時代からの佇まいにただただ圧倒される。今日までいろんな時代を経て伝え継がれた形有るもの形無きものも、改めて本殿に立つと感慨一入である。


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歴史と自然が調和された優美さ。 [文化想造塾【逸品殿堂】]

姫路城は、ご承知の通り世界遺産・国宝として国内外に知られ、訪れる観光客の多さでその知名度の高さが伺える。
その姫路城に隣接している名園「好古園」は、紅葉に訪れる観光客の目を楽しませている。
庭園は、9つの大小庭園と樹林帯や広場で構成されている。また庭園内には、築地塀・屋敷門・長屋門や渡り廊下で結んだ「活水軒」「潮音斎」をはじめ、本格的な数寄屋建築の茶室「双樹庵」がある。
この渡り廊下から眺める紅葉は、燦然とした絵巻物のような風景である。
そしてこの庭園は、池や水の流れで結ばれた池泉回遊式庭園で、最大の特徴は世界遺産・国宝姫路城を借景として楽しめる。歴史と自然がみごとに調和された優美な景観をつくり上げている。

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「国宝」鑑賞で目の保養。 [文化想造塾【逸品殿堂】]

今日は京都に来ている。用事は午前中で終わり、お昼には国立博物館へ。明日で会期終了の特別展覧会「国宝」を観に行ってきた。


なによりも東寺所蔵の「両界曼荼羅」を目の前で観ることができた。その他の国宝等も圧巻。理解には乏しいが目の保養になった。


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四天王寺と松。 [文化想造塾【逸品殿堂】]

先日、煎茶会で訪れた四天王寺の本坊玄関の衝立には見事な松の画が描かれていた。

そして待合いの大広間の中庭には黒松だろうか、あるいは五葉松だろうか、それはそれは見事な松があった。


煎茶席で使った茶室が「和松庵」という。松下幸之助氏が寄贈されたものと聞いた。""づくしである。

さらに座談会が行われた「方丈」の床の間には、歴史を想像させる中国松の壁画が描かれていた。


四天王寺はなぜこんなに松との関わりが深いのか、という疑問が湧いた。

歴史的建造物や庭園には、松は不可欠な定木である。松は天に昇る龍をイメージさせる縁起樹であるのはいうまでもない。


それにしても""へのこだわりが強いような気がしたので少し調べみた。

今回、見逃したのだが、極楽門と西重門の間に「鎧かけ松」という有名な松の木がある。この松は、源義経がここ四天王寺に一宿をとったときに、ちょうどよい高さの松を見つけ、自分の鎧をかけた、という伝説が伝わりこの名称になったようだ。


この伝説が、四天王寺の松づくしと深い関係があるのかも知れぬ。これは、私の勝手な想像に過ぎないが、源義経所縁の松となれば、松づくしになるのも不思議ではない。

松を見れば、天に昇る龍の如し、の気分になれるのなら嬉しい限りである。


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千年前から耐震構造の「五重塔」 [文化想造塾【逸品殿堂】]

京都 東寺の塔は、創建以来4度の焼失を経て現在で5代目となる。その5代目は、1644年江戸時代に再建されたものである。

塔が再建されたのは、過去4度とも焼失によるものである。一度たりとも地震で倒壊したという記録はないようだ。

弘法大師 空海が、嵯峨天皇から東寺を勅使されたときはまだ塔はなかった。その後、空海の命で塔が建立された、と伝えられている。

内部は、心柱は一本ではなく三層に分かれ接合されている。初層の心柱を大日如来に見立て、その周りに金剛界四仏と八大菩薩が安置されている。
四天柱には金剛界曼荼羅の諸尊が描かれている。この五重塔は、東寺金堂同様に立体曼荼羅の世界である。

この貴重な塔建物、内部が少々の地震では崩れない。それは歴史が証明している。 
55mの細長い建物なので、地震には弱い建造物に見える。それが千年以上も焼失以外で倒壊したことがない、というので不思議でならない。

話を聞いてみると、「耐震構造」の建造物だから、ということらしい。千年前から耐震構造設計がなされていたわけでもあるまい。いくら地震国 日本だから当時から地震に備え建造されたとはいくらなんでも思えない。近代建築学的な「耐震構造」ってのは、阪神淡路大震災後に整備されたと聞く。

しかしながら、資料によると、塔身が初層から最上層まで各層ごとに積み上げ構造なっていて、木材の接合部は切り組みや単純な鋲打ち程度で緊結されてない柔構造になっている。したがって地震のエネルギーは接合部で吸収され上層へ伝わるにつれて弱くなる。そして下と上の層が互い違いに揺れることとになる。
さらに、柱は短いため、倒れようとする力よりは元に戻ろうとする復元力の方が大きいので地震に強い、という理屈が書かれていた。

素人でもわかる説明だが、千年前当時に「耐震構造」として考えられ造られたのだろうか。門外漢ならではの貧相な思考である。
もし、そうであるなら、先人の知恵、工夫、思考はいまの文明を超えているとしかいいようがない。

そんな塔身や内部を観たく先日足を運んだ。最後に感想を書くなら建築工法云々ではなく、この世の空間とは思えない何かを感じさせる。ただただ圧倒された。

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写真はパンフレットをコピーしたもの。

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自然の光で見る若冲。 [文化想造塾【逸品殿堂】]

京都 宝蔵寺所蔵の伊藤若冲の「竹に雄鷄図」や長沢芦雪の「拾得図」、鶴亭浄光の「墨蘭図」などの作品を鑑賞する特別講座が、京都市所有の、第3代、9代の総理大臣を歴任した山縣有朋の別荘「無鄰菴」で行われた。


今回の、この講座のテーマが「日本の絵画を知る"自然の光で見る若冲"」。それに惹かれ雨にも負けず参加した。

まず、掛けられていたお軸は紅葉の絵。この絵を蛍光灯で見るのと、自然の光の中で見るのと趣きや明暗の違いを感じながら鑑賞。


続いて本題の、若冲の「竹に雄鶏図」を今回の講座解説をしていただいた嵯峨嵐山日本美術研究所の学芸課長の岡田秀之氏が、「3年前にこの作品が若冲筆のものであると認定されて以来、表具を一式新しいものにし、その初披露となります」と前置きし掛けられた。


若冲が得意としている鶏の中でも、この絵は墨のみで描かれたもの。描き方などを詳しく解説された中で、尾羽根などとくに墨がどのくらい滲むかという計算をした上で描いている、という。


その絵が、自然の光の中でどのように見えるかを楽しむのが今回の主旨。自然の光の中では明暗がよくわかる。それによって鶏の動きが見えてくる。

若冲が実際に描いたときは、ランプの灯りか自然光の中である。若冲の想いが伝わってくるようだ。


絵の解説以外にも、表具や保存の仕方などなど多義にわたる解説も興味深い内容だった。

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五重塔は仏教思想のすべて。 [文化想造塾【逸品殿堂】]

最近、寺院を訪れることが増えた。もともと関心がある方なんだが、それが顕著になっているような気がする。
その理由の一つが、仁王門で睨みをきかす金剛力士像の勇姿に観ること、それに加え多重塔の不思議な世界観に関心をもったことが大きい。

多重塔に関してはとくに関心が深くなっている。寺院にある多重塔のほとんどが、五重塔や三重塔である。とくに奈良の法隆寺五重塔は日本最古の塔と言われ有名である。そして京都 東寺の五重塔は法隆寺同様に国宝の塔として興味深い。

とくに五重塔は、多宝塔とはちがう宗教観のある建物と考えられているようだ。石造仏塔と同じように、下から「地」(基礎)、「水」(塔身)、「火」(笠)、「風」(請花)、「空」(宝珠)からなっている。
それぞれ五つの世界、つまり五大思想を示し、仏教的な宇宙観を表しているといわれている。

塔の全体が、仏教思想を表現している建物になるのだろう。あの器に思想の全てが網羅されているといっても過言ではないだろう。
形状や内部構造、そして納められている全てのもの一つ一つが思想的役割を果たしていると言えるのだろう。

たとえば、京都 東寺の五重塔は、各層を貫いている心柱(しんばしら)は、大日如来として、その周りを四尊の如来、八尊の菩薩が囲んでいる。さらに、四方の柱に金剛界曼荼羅が描かれている。
塔として、心柱はすべてにおいて中心的役割を果たす、塔の心臓脊髄部となるのである。

心柱は、地下に埋めこみ上に伸びているもの。地上の基礎部にただ置いてあるのもあり、また上層部からつり下げ地上には接してない心柱も多い。その違いには諸説あるようだ。

塔の中身を観る機会はほとんどないが、今月の28日から東寺の五重塔は初層部のみ開塔されるようである。

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絹谷幸二の「京都」。 [文化想造塾【逸品殿堂】]

いま、京都国立近代美術館で絹谷幸二氏の「色彩とイメージの旅」と題した展覧会が開催されている。

その展覧会を先日、観に行ってきた。とくにオープン前から是非鑑賞したい絵がいくつかあった。
それは、今回の展覧会に出品するために描かれた絵画十数点。絹谷氏は、自作絵画に前に立ち、参加者に「このスペースにある絵画は1年8ヶ月前にこの展覧会が決まってから描きあげたもの」と説明されていた。

このスペースにある絵画のテーマが「京都」。展覧会場が京都だから、という。とくに、京都の名所7箇所を龍をモチーフに描いている。龍は鴨川の「水」をイメージ、天に昇る龍姿を表現されている。

7枚の右から「光輝龍王二条城」、続いて「満月清水寺龍神飛翔」「飛龍天空大文字」「滝登る鯉転依龍神」「樹上双龍伏見稲荷」「迎臨飛龍金閣寺」「朝陽龍神下山上賀茂神社」という題目がついていた。
みると「日 月 火 水 木 金 土」までの一週間を表している。絵画の下方には、京都のそれぞれの名所が描き込まれている。

その表現方法は想像を絶する、絹谷氏ならではの絵画手法かと思われる。
この7枚の絵画の前に、遠目に、また近目に眺めていると、一見京都から離れていくが、一周して京都に舞い戻ってくる不思議な力を授かる大作だった。

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三木の五大金物、国の伝統工芸品に指定。 [文化想造塾【逸品殿堂】]

兵庫県三木市と言えば、”播州の打刃物(主に大工道具類)の金物”の町としてが知られている。
とくに三木の五大金物として、鉋(かんな)、鑿(のみ)、鋸(のこぎり)、鏝(こて)、小刀(こがたな)は国の伝統工芸品に指定されている。

国内で古式鍛錬打刃物をつくる鍛冶職人さんは極めて少ないといわれている。そんな中でも「伝統工芸士」と言われ方々は貴重な存在である。

先日、三木市の道の駅の二階に常設展示されている打刃物金物を見せてもらった。
鉋コーナーでは、伝統工芸士の今井重信さんの鍛錬された極めつけの逸品があった。
寸八の鉋が、21万円代の値がついていた。

いまの大工さんの仕事現場は詳しくないが、現場で鉋削りをして姿を見たことがない。柱用の角材は、事前に決まった寸法に削られた角材を持ち込みはめ込むだけのようである。
職人仕事では、鉋や鑿は無用の長物になっている。

いまの職人さんにしても、仕事はスピーディに簡単にが求められている。致し方ないが、職人の技や感などの技能は活かされない。

1ミリ、1秒、1gを活かす技は、機械やコンピュータにも負けないはずである。そんな匠の技が必要とされる時代がまた来ると、道具を見ながら思った次第である。

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鉄斎の壮大なスケールが見えてくる。 [文化想造塾【逸品殿堂】]

生誕180年「富岡鉄斎〜近代への架け橋〜展」を観に行ってきた。
画や書の力強さはさることながら、鉄斎の「万巻の書を読み、万里の路を往く」を実践した生き方に魅かれる。その生き方が鉄斎の画をよりダイナミックにさせたのではないだろうか。
人生雑踏でも大きな指標があればその成果は計り知れないと教えてくれている。
そんな想いで抱き観ると光明がさしてくる。

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