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「君たちに私の憎しみはあげない」。パリ同時多発テロで妻を亡くしたジャーナリストの手記。 [追悼]

本日の朝日新聞の朝刊にこんな記事が掲載されていた。
テロリストへ 怒りでは応じない」という見出しのコラム。これだけでは少し分かりにくいので最後まで読んでみた。鳥肌が立つ内容のものだった。
書き出しが「君たち(テロリスト)に私の憎しみはあげない」という書き出しで始まっている。今回のパリの同時多発テロで、最愛の妻を亡くしたフランス人ジャーナリストのアントワーヌ・レリスさんが、テロリストに向けてフェイスブック上に手記を綴った。その文章が多くの人の共感を呼び話題になっていると報じた。

読まれた方も多いかと思うが、その翻訳文が新聞にも掲載されているので前段をそのまま転載させていただく。(11月20日朝日新聞朝刊掲載分を転載)

「君たちに私の憎しみはあげない」
金曜日の夜、君たちは素晴らしい人たちの命を奪った。私の最愛の人であり、息子の母親だった。でも君たちを憎むつもりはない。君たちが誰かも知らないし、知りたくもない。君たちは死んだ魂だ。君たちは、神の名において無差別な殺戮をした。もし神が自らの姿に似せて我々人間をつくったのだとしたら、妻の体に撃ち込まれた銃弾の一つ一つは神の心の傷となっているだろう。
だから、決して君たちに憎しみという贈り物はあげない。君たちの望み通りに怒りで応じることは、君たちと同じ無知に屈することになる。君たちは、私が恐れ、隣人を疑いの目で見つめ、安全のために自由を犠牲にすることを望んだ。だが君たちの負けだ。(私という)プレーヤーはまだここにいる。

残りは新聞のコピーを読んでください。
憎んでも憎みきれないほどの思いのなかで、生後17ヶ月の息子と幸せで自由に生き続けることで君たちを辱めるだろう、と結んでいる。

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