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三位一体で昭和を醸し出す。 [昭和の暮らし。]

また昭和を発見した。嬉しいというよりは感動の域に達した。
神戸・三宮本通にある「丸萬」さん。◯の中に萬が書かれている。中華料理のお店である。旨い、という評判を聞き立ち寄った。

お店の外のウィンドディスプレーも昔のまま。一見、入りにくいお店の雰囲気が漂う。入ってみると1階はほぼ満席。お客さんは私くらいの世代の人ばかりだった。お店の半分くらいがキッチンで、丸見えキッチンになっている。いま風でいうならオープンキッチである。
中で料理をしている人が3人おられた。すべて60歳以上と思われるちょっと無愛想なおじさんたち。次々にオーダーが入るが見ていると必死感が伝わってこない。だからといってお客さんを待たせているわけでもなく、適時に料理が運ばれていく。

ワンタンにチャーハン、そして焼きそば(あんかけ風)を注文した。食べた第一印象は「うっすぅ」。料理するおじさんたちは濃いそうなんだけど食べた料理はすべて薄味である。中華料理でこんな薄味は初めてである。それがなんと口に運ぶごとに旨さが広がっていく感じだった。旨さは人によって異なるが、私の口にははまった。

帰り際に写真撮っていいですか、とキッチンの中に声をかけた。首を立てに振ってくれた。それも笑顔で。すべてが私の中に溶け込んでいった。
お店、料理人、お客さんの三位一体で「昭和」を醸し出していた。

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丸萬3.jpg
丸萬2.jpg

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