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文化想造塾【逸品殿堂】 ブログトップ
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才能は磨けば輝く [文化想造塾【逸品殿堂】]

才能とは、個人の素質や訓練によって発揮される、物事をなしとげる力。そう定義づけられている。もって生まれたモノは別にして、才能というのは磨けば磨くほどキラキラ輝いてくるものだ。磨く方法としては、技術・技能を高める努力をすること、そしてもっとも大事なことはいろんなものを見ることだ。そのようなことをおっしやったのが、日本画家の「浜田泰介」さん。


昨日、浜田泰介さんの講演が聞かせていただいた。テーマが「才能について」だった。技術者の卵である若者を前に、若いうちにいろんな世界を見ることを勧めたておられた。おこがましいが、私もそう思っている。

見れば見るほど自分の肥やしになっていく。その中から自分で"美しい”と思えるものが自然に生まれてくるはずである。


浜田さんの全ての絵には、見る人を魅了する"美しさ"がある。絵を描くのに大事にしている5ヶ条があるという。まずはスピード、その次がわかりやすさ、そして美しさにドラマ性、最後にスランプに陥ってもやり直す強い心だという。これらは何事にも言える教訓である。経験値が低い学生諸君にはどれだけ響くかわからないが、おじさんには心に突き刺さる。


86歳にしてバリバリの現役を感じさせるが、講演のレジメが演台に用意してあるがちょこちょこ脱線。その時に歌舞伎でいう"大向う"さんのような方が大声をかけて助け船をだす。講演会では珍しい。その大向う役は奥様だった。

嬉しそうに「家内がいないと飯が食えんのです」と奥様の才能を讃えることを忘れなかった。そんな素晴らしい奥様を探し当てるのもまた才能なのかも。


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色がある想像の世界。 [文化想造塾【逸品殿堂】]

F Bの友達の方がアップされていた絵。日頃の見る掛軸の画とはまた趣きが違う。

見ての通り、水墨画に比べると色彩でリアル感が出ているが、よく観ると写実的ではない。どちらかというと水墨画の技法で描いてある墨彩画の南画なんだろうな、と思う。


水墨画でよくいわれる「色がなくても色のある絵、色があっても色のない絵」とは少し違うような気もする。色彩の鮮やかさが印象に残る。画にもいろんな世界があるようだ。


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熱い、だから人を魅了する。 [文化想造塾【逸品殿堂】]

昨日、この御仁と同席する機会があった。

84歳にして、人を魅了する熱き思いに、ただただ感動!


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折々で魅せる表情が次世代に継なぐ [文化想造塾【逸品殿堂】]

[掛軸-2]

掛軸の軸装は、絵画でいうなら額縁と同じ役割のものである。作品をより引き立て価値を高めるものとして存在感を示す。普通なら書画の作品を脇で固めるキャストになろうか。


しかしながら辻めぐみさんが製作されている、この「oriori軸」はご覧の通り、主役として舞台中央に立ちヒロインとしてオーラを放つ。

作品が、このヒロインにマッチするならば新しい価値感を創り出すことになるはずだ。

作品に合わせヒロインは衣装を整え、共存できれば類のない新しいモノを生み出すに違いない。


辻さんは、四季折々の表情を、また場所折々で魅せる様々な変化を、この「oriori軸」で表現されている。

書画のような平面から立体感のあるモノまで享受し、作品と軸装が一体となり美しさを放つ。



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継承するには伝統に新・価値観を。 [文化想造塾【逸品殿堂】]

[掛軸-1]

これを見たとき衝撃が走った。こんな掛軸があるのだ、と。

煎茶席では教科書になっているのが掛軸である。軸装されている水墨画や漢詩が本来の学びの対象だが、掛軸自体にも関心をもっている。掛軸を作る表具師の技量いかんでは掛軸の価値が違ってくるといわれる。


しかしながら、いまの時代、掛軸の需要が極めて少ない。誰が考えても至極当然である。伝統工芸の世界では、いまの普通の暮らしに無くてはならないモノではない。文化継承や趣向品として以外は馴染みがなくなり、当然の如く生産性の低い物になっていく。


そこで、伝統工芸品の価値をさらに高め、いまの時代や社会で斬新で面白いという価値観を生み出す技量や感性が必要になってくる。


そんな中で、素晴らしい出会いをさせていただいた。「oriori軸」と称される掛軸を製作されている、軸装作家の辻めぐみさん。

いままでに見たことのない掛軸である。裏うちされている絹地で作られている。見てのとおり折が特徴のものである。

[掛軸-2]につづく。



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形を変え次の世代に。 [文化想造塾【逸品殿堂】]

軸装作家、辻めぐみさんの作業場の一つ神戸 KllTOに伺った。今日は、生徒さんの掛軸づくりを拝見させていただいた。
生徒さんは、祖母が大切に保存されていた男物の紋付の背柄を利用し、掛軸として残したい、という思い一念で辻さんの教室に通い始めた。

初めての掛軸づくりに四苦八苦されながらも中廻しと柱が出来上がった。作品として形成されていく。世代を越え、モノの形は変われど次の世代に伝わり残されていく。

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伊藤弘之先生の展覧会、尼信会館で。 大型施設への寄贈を視野に。 [文化想造塾【逸品殿堂】]

先日、油絵の伊藤弘之先生の展覧会を尼崎の尼信会館で鑑賞させていただいた。ご近所なので先生の車に便乗させていただき会館へ。

傘寿を過ぎても第一線で活躍されている画家さん。近代美術史に多くの画家を輩出している独立展のメンバーである。

 

尼信会館での展覧会は数年ぶりになるが、この季節にぴったりの桜の絵も出展されていた。伊藤先生の絵は写実的な描写を越え、メリーゴーランドや木馬が絵中に陰影され浪漫的な印象を強めている。


今回の出品作品の中では、桜の中に、またアメリカのグランドキャニオンの中に、さらにアクロポリスの中にもメリーゴーランドや馬の陰影が描写されていた。

4号という小さいものから200号までのものが24点展示されている。とくに大型サイズのものは輿入れ先を探しておられる。幼稚園や学校とか公民館、社寺など大型施設に寄贈できたらというご希望があるようだ。

 

精魂込めて描かれた作品群が一同に鑑賞できるものそう多くはない。415日(日)まで開催されるので、ご興味のある方は、ぜひ訪ねてみてください。


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好奇心をくすぐる児童書。 [文化想造塾【逸品殿堂】]

小学生の女の子に大人気の “あびるやすこ”さん。
おじさんには、まったくといっていいほど馴染みがない。
職場の席を隣にする女性の先生が図書館から借りてこられた一冊である。
見てのとおり、とっても可愛らしいイラストが表紙を飾っている。

「この本は、なんですか」
目に焼き付いたので、ついつい尋ねた。
「児童書というか、小学生の低学年にとっても人気の絵本です」
タイトルが ”なんでも魔女商会 お洋服リフォーム支店 ”。
おもしろそう、と思いページを捲ると、こんなおやじでも引き込まれていく。
不思議な魅力があるものだ。

その不思議な魅力になっているのが「好奇心」。ヒロインの女の子の好奇心をどんどん膨らませていく展開になっている。読む側も自然に吸い込まれていく。
年齢に関係なく「好奇心」という知的情緒の根源をくすぐられると思いも寄らない展開がまっている。

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静かに佇む「祥福僧堂」 [文化想造塾【逸品殿堂】]

六甲山系の西端のすそ野に静かに佇む「祥福寺(僧堂)」がある。知る人ぞ知る臨済宗の寺院で、修行僧のための専門道場のひとつである。


山から吹き下ろす風を感じ、落ち葉やゴミひとつない、履き清められた庭に立たずむと、俗人を受け入れない閉ざされた空気を感じる。


厳しい修行に励む修行僧の息遣いが、風や空気を通し見えてくるようだ。

観光寺院とは一線をおき、これぞ禅寺のあるべき姿なのか、と自問する。


厳しい修行をつんだ後に、その僧の行くべき道はどこなんだろう。俗界は見えてないのだろうか。



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長田神社の神事「追儺式」 [文化想造塾【逸品殿堂】]

今日は立春。

二十四節気の一つ。暦の上で春が始まる日。快晴に恵まれているが、寒波続行中で春の兆しは微塵も感じられずお預け。


立春の前日が節分。至るところで節分祭が行われたようだ。地域の特徴をいかした節分祭の中でも、神戸 長田神社の節分祭は室町時代から受け継いでいる古式床しい伝統神事として有名のようである。


昨日、この節分祭を観に行ったが、みぞれ混じりの寒さに震えながら追儺(ついな)式というのを鑑賞させていただいた。

観ただけでは理解し難いので調べてみると、古式神事の荘厳さを感じさせる神事というのがわかる。


鬼役になる方々の本番までの禊ぎは半端ではない。具体的には前日から鬼役の禊ぎが始まる。何よりも当日の朝の、7名の鬼役の方たちは、須磨浦海岸で海に浸かり心身ともに清め神々の遣いに変身する。そして浜で褌いっちょうで舞の練習を重ねる、という。


通常なら鬼は嫌われるものであるが、この追儺式に登場する7匹の鬼は、神からの使者として登場するようである。

たいまつの炎で種々の災いを焼き尽くし、太刀で寄り来る不吉を切り捨て、天地を祓い国土を清め、一年の無病息災を願うと同時に、一陽来復の春が再び巡り来るのを喜び祝う。


7匹の鬼は、一番太郎鬼(いちばんたろうおに)、赤鬼 (あかおに)、青鬼(あおおに)、姥鬼(うばおに)、呆助鬼(ほおすけおに)、大役鬼といわれる餅割鬼(もちわりおに)、尻くじり鬼(しりくじりおに)の七匹の鬼、又太刀役(たちやく)と云う五人の童児(十歳前後)、肝煎り(きもいり)という世話人等数十名が奉仕する。


追儺式典は午後からあり1時から6時ごろまで順次それぞれの鬼の踊りが続く。最後に、この行事の最高調の見せ場である餅割行事がある。餅割鬼、尻くじり鬼の二匹により「泰平の餅」「六十四州の餅」「影の餅」を斧・槌で割ろう(災厄解除の祓を意味する)といろいろな面白い所作を繰りひろげ繰り返しながら踊り、最後に「影の餅」を斧で割る。

鬼が持って踊るミニサイズのたいまつと餅花を災難よけに授かる習わしがある。


今年も新しい一年が始まった。一陽来復(福)の春を心待ちにしている。


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長田神社の公式 HPを参照。

一部の写真は HPから転載。






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